アイルランドで住むならホームステイか学生寮か?

海外生活

Qooroは当初、8か月の留学期間のうち、最初の2ヶ月ホームステイし、その後アパートを自分で見つけて過ごす計画で留学しました。現在4か月目でホームステイの後はアパートというよりシェアハウスで暮らしています。
今回はこれから留学する方や、今住むところを探しているという方向けに、ホームステイって実際どうなの?メリット、デメリットは?ということに関して自分の経験ベースで紹介します。

ホームステイと学生寮のメリット・デメリット

これから決める方へのご参考にざっくり違いを書きだしました。Qooro個人の見解なので、偏りがあることはご承知おきください。

ホームステイのメリット

  • 学生寮より安い(参考金額(ダブリン):ホームステイ€210/週、学生寮€285/週 *1)
  • 食費がうく。朝食・夕食付であることがほとんど。*2
  • アイルランドの一般家庭の生活を体験できる。
    (ただしホストマザーがイタリア人などアイリッシュの家とは限らないようです)
  • アイルランドの生活の知恵的なことが聞ける。(どこのお店が良いかなど)

*1 うちの語学学校で手配した場合のシングルルームベースの価格ですが、一般的な値段だと思います。食事有無、シングルルームか他の学生とのシェアルームかにより値段は変わります。
*2 うちのホストファムリーは食材自由に使用可能だったので昼食もサンドイッチ持参で食費ゼロに抑えれました。周りの学生に聞く限り、食材を自由に使えることは普通のようです。

ホームステイのデメリット

  • プライバシーが確保しづらい。ホストファミリーに気を遣う。
  • 個別のハウスルールがある。(門限がある場合もあるようです。)
  • 立地が郊外であることが多い。(学校までバスで30分など)

学生寮のメリット

  • 学生同士の交流が活発(毎日パブ状態のことも)
  • 周りは学生だけなので、気を遣わず自由に過ごせる
  • 寮内施設が利用可能(卓球台などリクリエーション設備、個人ブース、ミューティングルーム、屋上など)
  • 市街地中心や学校に近いことが多い。

学生寮のデメリット

  • ホームステイに比べて値段が高い
  • 食事は自分で用意しなければいけない。
  • シェアメイトによってはキッチンなどシェアスペースが汚い
    (日本人は綺麗好きなので割と頻発する模様)
  • 引きこもりがちになる。

両方で共通しているのは、食器とか生活必需品は備え付けのものを使えるので買う必要はない、シーツやバスタオルは定期的に交換してくれることですかね。ホームステイ先やどの学生寮かで条件は異なるのであくまで参考程度とみてください。

結論としては、金額だけで考えればホームステイが正解です! また、アイルランドという日本人には馴染みのない国の生活や文化を知れるのも得難い体験だと思います。但し、プライベートは学生寮の方が確実に確保できます。

ホームステイって実際のところどうだったの?

留学を始めるとき、一般的な選択肢として最初はホームステイか学生寮を選ぶんじゃないかと思います。Qooroも行ってすぐアパート見つけられる自信はなかったし、学生寮は割高に感じたし、いい機会だと思って(多分今後一生ない)ホームステイを選びました。個人的にはだいぶコミュ障気味の性格なので、ホームステイ環境は最初とてもナーバスに感じていました… 
ちなみに、学生寮はクラスメイトの部屋を訪ねたことがあるのですが、本当に巨大なビル型の宿泊施設で、多くの学校が共同で学生寮として使用している場所でした。デザインはだいぶスタイリッシュでおしゃれだったのですが、日本人的感覚では掃除がそこまで行き届いていないな…と感じました。トップの写真が学生寮のレクリエーションスペースです。

Qooroのホストファミリーは典型的なアイリッシュの家族で、おしゃべり好きなホストファーザーとホストマザー、不定期で滞在する息子さん、同じくホームステイで滞在しているイタリア人という家族構成でした。特に変わったルールはなく、初めて会った時に言われたのが、「ルールは特にない、あえて言うならご飯の時はスマホ禁止」と言われました。実際には暮らす中で次のような細かいルールはありましたが、特に問題なく過ごせました。

プチハウスルール

  • シャワーは1回15分まで (使いすぎると次使う人のお湯が出ないことがある)
  • バスタオルの交換は1週間に1回、シーツは2週間に1回
  • 夕食は19時半から。外で食べる場合は18時までに連絡。朝食は食材を使って自分で作る。
  • 使った食器は食洗器へ。食洗器が洗浄中じゃないか確認すること。
  • ゴミは生ごみ、資源ごみ、可燃(その他)に分けて捨てる。
  • 食材は自由に使ってよい。コーヒーや紅茶などのドリンクも自由。但しポットは0.5ℓ以上入れて沸かせること。

他、生活について、うちの場合は部屋の掃除と洗濯もホストマザーがやってくれていました。洗濯は自分でやりたいときもあったのだけど、「うちは洗濯機変えたばかりで操作に慎重になっているから、自分では洗わないで」と言われたので全ておまかせに。やってくれるのはありがたいけど、女性は気になる人もいるかも…。

先に滞在していたイタリア人は同じ学校の、なんと同じクラスの人で、学校への行き方や過ごし方など大変参考になりました。マザーが見つからないときは彼に聞けば大体解決。

食事に関して、料理好きのマザーで、とくに決まったジャンルなく、毎日おいしい夕食をふるまってくれました。ただQooroは胃袋小さめなので食べ残しを大変心配しておりました。食べ物を無駄にしたくはないし、食べ残しは失礼という価値観が根強く…。で、あらかじめ小食アピールをしていたので、ちゃんと器によそう前に量を確認してくれて、食べ過ぎるということもなかったです。滞在前の挨拶メールでも「小食なので残したらごめんなさい」と書いていて、これまでそんなこと書いてきた子はいないと言って笑われ、最後までネタにされてました(笑

そうそう、滞在1週間か2週間前くらいには挨拶メールを出した方が良いですよ。向こうもどんな家族構成なのかとか連絡くれます。

やっぱり気を遣った話。ホストマザーがいっぱい話しかけてくれるのはありがたかったのですが、部屋にこもってることが多かったので、「隠れてないでリビングですごしなさい」と言われていて、優しさからなのは分かるのですが、リビングは気を遣って落ち着かないので避けてました。家事は手伝わなくていいと言われていたので好きなことしてリラックスしてれば良いのだけど、ご飯の準備とか掃除とか忙しくしていると居づらいなと思ったり… とはいえ2か月目には慣れてきて、なんとかリビングでも過ごせるようになりましたが。

気を遣った話ばかり書いたのですが、ホストファミリー側は良い意味で気を遣わないので、そこはとても良かったです。嫌なことや止めてほしいことははっきり言ってくれるので、逆に何も言われなければ気にしてないんだなと信じられます。日本で別の家庭にホームステイとか下宿することを考えると気を遣いすぎてムリってなるのですが、海外だから挑戦できたというのはあります。そして大体のホストファミリー宅はこれまでに留学生を幾度となく受け入れていて、いろんな国の学生を知っているので、どう接したらよいかなど扱いにも慣れているし、許容範囲も広いのだと思います。

生活に関してはこのぐらいで、他印象に残っている日記的なことを少し書いて終わりにします。

クリスマス

さすが、キリスト教の国で、12月に入ると大きなクリスマスツリーがリビングに飾られていました。クリスマス前後2週間がクリスマスホリデーに当たり、学校も休みとなるのですが、クリスマスホリデーの期間はホストファミリー宅では過ごせないことになっていたので、アイルランドを旅していました。で、戻ってきたとき、自分にもプレゼントを用意してくれていて、ほっこり嬉しかったです。と同時に、お土産買っててよかったと思いました(笑

日本料理のリクエスト

必要なものは揃えるから日本料理をふるまってとリクエストされ、そんなに料理が得意でないQooroが選択したのはジャパニーズカレー。失敗しにくいし、嫌いな人はあまりいないのでこれに。実際大好評でした!
ちなみに日本米やカレールーはアジアンマーケットで買えます。割高やけど。

ホストファーザーの誕生日

ホームステイ中にホストファーザーが60歳になり、日本やと還暦祝いするのだけど、アイルランドでも節目の年と考えられているようで、盛大に祝っていました。ホストマザーがリンゴがくっついた時計・アップルウォッチを綺麗に包装してプレゼントして、サプライズを楽しんでいました。

今回はここまで。読んで頂いてありがとうございました~。


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