ダブリンのセントパトリックスデー・パレードをレポート

3月17日のセントパトリックスデーはアイルランドでキリスト教を布教させた聖人St. Patrickの命日でアイルランドで祝日になっています。昔からお祝いしていたようですが、最近では国を挙げてのお祭りになっていて、ここダブリンでは世界的にも有名なパレードが行われます。
お祭り騒ぎはどちらかと言うと苦手なんですが、友達にも誘われたしせっかくアイルランドにいるのでパレード見に行ってきました!

レプラコーンに扮したおじさま方

皆グリーンかアイルランドの国旗カラーをまとって一体感がありました!飲んでないけどジュースもビールもグリーンです。特にアイルランドで人気のおっさん妖精レプラコーンに扮した人が多いです。

想定通りの大観衆で、パレードが行われる道はまっすぐ歩けません。
ただ、パレードが通る道は割と範囲が広いので、パレードが始まるギリギリに行ったけどまったく見通しがないといわけではなかったです。前の方のよく見える位置には全く近づけませんでしたが…
先頭で見たければ朝10時くらいには陣取りしておいた方が良いそうです。

今年はCOVIDのため2年間お預けとなったパレードの再開なので、たぶんものすごい人だったのだと思います。例年を知らないので比較はできないのですが…
マスクはまぁほぼ全員着けていません。お祭りに参加するくらいだから、COVID対策はそれほど気にしてないのだと思います。

この日は周辺のバスやLuas(路面電車)も減便です。いつも通学で利用しているDART(電車)のTara street駅も10時から16時まで使用不可となっていました。

パレードは12時から14時まで2時間、ルートはダブリン中心を東西に流れるリフィー川の北側パーネルスクエアからスタートし、オコンネルストリートを南へ進んでリフィー川を越えます。川を越えた後はウエストモアランド通りを西へ向かい、道なりに聖パトリック教会のある南へ進みます。計2km半くらいのルートになります。

ガルーダ(警察)や消防士の行進からアーティスティックなものまでバラエティに富んだ団体がパレードなら参加しているようでした。馬上のガルーダやバグパイプは迫力がありめちゃかっこよかった!

観覧している人は路上からがほとんどですが、一部有料観覧席が設けてあったり、建物の2階以上から身を乗り出して観ている人もたくさん。屋根に登っている人もいましたね。

パレードで並んでる時、すぐ後ろではイギリス在住のマドリード出身の人とカリフォルニアから来た人が会話しており、海外から観に来るほど有名なんだなーと実感しました。

パレードの興奮冷めやらぬ間に、熱気をまとった観衆はパブへ駆け込みます。

私も友達が先に楽しんでいるパブへ向かいましたが、人気のパブは入るのに長い行列ができているありさま…しかもなかなか有名なパブのようで入場料€10も取られるとか…

そもそもこのパプへ至るためにパレードのルートを横切る必要があり、指定された場所以外で横切れないためかなり遠回りをし、更に指定の場所でも通過できるようになるまで15分くらい待ったりしたので、更に待つという忍耐力もなく大人しく帰りました。友達にはちゃんと会えましたよ!(入場料が無駄になるから楽しんでと言って別れた)

後で調べたらガルーダが交通規制やパレード通路を横切れる場所などをアナウンスしているサイトが見つかりました。と思ったらもうパレード終わったのでページが削除されたようです。下図のようなめちゃ細かいマップがアップされていました。紫の丸で示しているCROSSING POINTSが横切れる場所ですね~

Garda St Patricks Route Map 2022 抜粋

来年以降行かれる方は行く前に”st patrick’s day parade route”などで検索してみてください。

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